感覚

まだ物心ついたばかりの頃

夜、電気を消すと七色の光の粒が無数に現れて、グルグル回って怖かった。高熱がでると更に量と色彩が増えて、目をつぶっても寝るまで見えていた。

遊んでいる時に目を閉じたり開いたりしていたら、体が乗り物か建物で、その中に肉体を持たない自分が居るようで怖かった、、

『私は誰だ?自分は自分!』と訳の分からん事を唱えて体と心をくっつけていた。

学校で、昨日の夕飯は何だったかの発表があった時、クラスメイトが本当に存在していて、私が見ていない時に実際に活動しているのかどうか疑問になった。ポテトサラダとハンバーグを食べましたと言ってるけど、存在しているのは自分だけで、その他の人々は皆んな幻なんじゃないか??私の世界に合わせたセリフを言っているのではないか?なんて😅

あんまり他人には言えない感覚がありました。

でも、まだ3歳くらいの時に可愛がっていた黒人のお人形さんの目が、誰もいない部屋でピカーっと凄い光を放った時は、親に押し入れの奥にしまって欲しいと泣いて頼んだ事は今でも鮮明に覚えております。魂抜かれて殺されるー!と思った。

何で黒人の人形だったのかは永遠の謎です。